レタスの開発

掲載日 2018年12月17日
地域名 中部(長野県)
分野 農業、森林・林業、水産業
■取り組み
 長野県のレタス産地では、連作によって多発するレタス根腐病(株の萎凋枯死)に強く、気候変動の影響で増加している“チップバーン”(葉の縁の褐変(図1))の発生が少ない新品種「長・野50号」が開発されました。

 「長・野50号」は、長野県内で発生しているレタス根腐病の2つの種類の病原菌に対して耐病性を有し、高温下の盛夏(7~8月中旬)に出荷する作型でありながらチップバーンの発生が少ない品種です(図2)。このように、標高1,000m以上の産地で盛夏期に収穫する作型の導入を進め、盛夏期に出荷するレタスの品質向上と生産の安定化を図る予定です。
 
レタスのチップバーンの写真 チップバーンの発生株率のグラフ
図1 レタスのチップバーン
(出典:長野県農業関係試験場「農業技術レーダー第23集」)
図2 チップバーンの発生株率
(出典:長野県農業関係試験場「農業技術レーダー第23集」)

出典
長野県農業試験場企画経営部, (平成28年)「農業技術レーダー第23集」,
https://www.agries-nagano.jp/wp/wp-content/themes/agries/img/research/radar/h27.pdf

関連情報
農林水産省「気候変動の影響への適応に向けた将来展望」(中間報告),
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/report.html
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構) 農業環境変動研究センター温暖化研究統括監室「地球温暖化と農林水産業」,
http://ccaff.dc.affrc.go.jp/
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