気候変動による影響
2020年オリンピック・パラリンピックが開催される東京都では、ヒートアイランド現象に加え、気候変動の影響により100年あたり3.2°Cのペースで気温が上昇しています。このような状況のもと、平成30年(5月~9月)に熱中症によって7843人が救急搬送されました。
掲載日 | 2019年1月25日 |
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分野 | 国民生活・都市生活/健康/ 産業・経済活動 |
地域名 | 関東(東京都) |
2020年オリンピック・パラリンピックが開催される東京都では、ヒートアイランド現象に加え、気候変動の影響により100年あたり3.2°Cのペースで気温が上昇しています。このような状況のもと、平成30年(5月~9月)に熱中症によって7843人が救急搬送されました。
アスリート、観客等が過ごしやすい環境を整備するため、「東京2020に向けたアスリート・観客の暑さ対策に係る関係府省庁等連絡会議」が設置されました。関係府省庁、組織委員会、東京都が連携して、次のような対策が進められています。
このように、東京五輪に向けた対策をきかっけに、アスリート、観客、屋外活動者等が過ごしやすい環境となることが期待されています。
図1 暑さ対策の例
(出典:内閣官房内閣広報室「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて ~2020年とその先へ~」)
図2 熱中症対策を呼びかける外国人向け資料
(出典:環境省熱中症予防情報サイト「普及啓発資料のダウンロード」)