適応ビジネス事例適応ビジネス
掲載日:2018年5月22日/更新日:2019年6月19日

ファームドゥ株式会社

次世代型の農業技術と経営システムによる適応

会社概要

ファームドゥ株式会社(ファームドゥ)は、「農業を支援し、農家の所得向上に貢献する」を企業理念として、農家と消費者を直接結ぶ農産物・特産加工品の直売所「食の駅」、 首都圏の小型農産物直売所「地産マルシェ」を32店舗展開しさらに拡大中。また群馬県を中心に新しい農業の形として耕作放棄地や遊休地を再生して先進的な農業生産と太陽光発電を同時に行う 「ソーラーファーム事業(ソーラーシェアリング)」を展開し、作物の多収化および売電収入による農家の所得向上システムを国内1000ヶ所、世界10か国30か所のフランチャイズ展開に挑戦している。

適応に関する取組み

 農業を営むには、気候の変化を捉え、気象に係る環境の変化に対して取組、健全な経営ができる栽培システムが必要となり、これらは農業の現場で長年取り組んできた課題でもあります。また、極端な気象現象が起き、栽培施設や農作物が被害を被ってしまった場合に、それらに対応できる財務基盤を強化しておくことは、気候変動への適応力強化の取組といえます。
 ファームドゥグループでは、新しい農業の形として、耕作放棄地や遊休地を再生して先進的な農業生産と太陽光発電を同時に行う事業に取り組み、作物の多収化及び売電収入による農家の所得向上システムを展開しています。
 同社は、ハウスの屋根部に、栽培に十分な太陽光が農作物に降り注ぐよう、独自の透過性太陽光パネルを敷設し、農業と発電を同時に行う「ソーラーファーム」のシステムを導入しています。このシステムは、農作物により透過率を変え、受光率調整をはじめ、温度や水分・肥料管理をIoTによる自動環境制御で行っています。また、気候の影響を自動管理する栽培システムも活用し、大きくは気象に依存しない環境制御型の農業を実現しています。農家の収入がダブルインカムとなることで、農家の財務基盤の強化に貢献できます。既にこのシステムの一部は、モンゴル等への海外展開を実現しています。

  • ソーラーファームハウス養液型高設栽培の写真ソーラーファームハウス養液型高設栽培の様子
  • ソーラーファームシステムの構造の図ソーラーファームシステムの構造
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