「令和元年度 気候変動適応研修」参加者アンケート調査結果のご報告

開催日 2019年8月29日-30日
開催地 東京

2019年8月29日-30日に開催した「令和元年度 気候変動適応研修」の参加者71名にアンケート調査(無記名)を行いました。ここでは回答の一部抜粋をご紹介します。

1.本研修について

Q.気候変動の基礎知識(全般)の講義レベルについて

グラフ:講義のレベルについて

良かった点として「最新情報の提供等が良かった」「効率的に内容を理解できた」などのコメントのほか、「実施時間が少し短かったように思う」「網羅的に気候や影響に関する基礎説明があると良いと感じた」という要望をいただきました。

Q.地方公共団体の事例紹介について

グラフ:地方公共団体の事例紹介について

「講演自治体の計画策定スケジュールや失敗談が参考になった」などのコメントのほか、「他部局との連携や予算規模等の情報も参考にしたかった」という要望をいただきました。

Q.マニュアルの各STEPの講義について

グラフ:各STEPの講義について

「各STEPの一連の流れを説明いただき理解できた。」「各STEPの注意ポイントや必要な情報などについての話があるとよかった。」などのコメントをいただきました。

Q.地域気候変動適応計画策定グループワークについて

グラフ:グループワークについて

「とても参考になった」「参考になった」という回答が9割を超えました。また、改善点として「環境以外の他部局の参加」、「参考情報の充実」に関する要望をいただきました。

Q.本研修で実施した内容の他に、本研修で実施すると有効な研修項目

「庁内調整(他部局との連携)」や「地域適応計画の進捗管理の方法」、「A-PLATの利用方法と利用上の注意点」に関する研修項目のご提案をいただきました。

2.地域適応計画改定のための研修について

Q.より充実した地域適応計画としていくために、専門的な将来影響予測に関する講義が必要か

グラフ:専門的な将来影響予測に関する講義が必要か

Q.特に関心の高い(専門的な講義を希望する)分野(「必要だと思う」を選択した方向け)

Q.上記の他に研修として望まれるもの

「環境以外の他部局向けの研修」、「気候シナリオの扱い方に関する研修」、「気候変動影響・適応に関する科学的知見の情報収集方法に関する研修」といった要望をいただきました。

3.環境省や国立環境研究所への要望

「他省庁との連携」、「地域レベルの将来予測情報」、「影響評価の実施支援」、「全国メディア等への気候変動適応の考えの周知活動」等の様々な要望や提案をいただきました。

当アンケート調査において、研修内容について多くの方に評価いただいた一方で、研修内容に追加すべき項目などについて様々なご要望やご提案をいただきました。皆様からいただきました回答は、次回研修の充実など、今後の自治体の適応推進支援のために使用させていただきます。ご協力いただき誠にありがとうございました。

(2019年10月17日掲載)

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